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『ショッピング王ルイ』レビュー|ピュアすぎる恋と成長の物語

2025/02/24

レビュー〈韓国ドラマ〉

ソ・イングクとナム・ジヒョンが主演を務めた癒し系ラブコメディ。記憶喪失の財閥御曹司ルイと、田舎育ちで心優しいボクシルが織りなすハートフルな物語は、笑いあり涙ありの展開で視聴者の心をつかみます。 ソ・イングクの“子犬のような可愛さ”と、ナム・ジヒョンの素朴なヒロイン像が絶妙にマッチし、ラブコメ好きにはたまらない作品です。
更新 2025.02.14

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作品概要と基本情報

こんな人におすすめ!

✅ソ・イングクの魅力をたっぷり味わいたい人
✅ピュアで癒されるラブコメが好きな人
✅脇役キャラまで楽しみたい人
✅気軽に楽しめる韓国ドラマを探している人

ドラマの基本データ

ルイとボクシルの純粋さに心を奪われていました。特にソ・イングクの演技にメロメロで、ルイの無邪気さに癒されっぱなし。
軽い気持ちで見始めたつもりが、想像以上に心温まるラブコメで最後まで飽きずに楽しめました。そんな『ショッピング王ルイ』の魅力をお届けします。

作品情報
タイトル ショッピング王ルイ
原題 쇼핑왕 루이
英題 Shopaholic Louis
ジャンル ロマンティックコメディ
2016年
話数 全16話
脚本 オ・ジヨン
演出・監督 イ・サンヨプ

放送・配信について

韓国の放送・配信について
チャンネル MBC
配信サイト Wavve
公開・配信日 2016年9月~
日本の放送・配信について
配信サイト U-NEXT
配信日 配信中

あらすじ

幼い頃に両親を亡くし、フランスで裕福な祖母と暮らしていたルイは、買い物のセンスに優れた「ショッピング王」として知られていました。
ある日、15年ぶりに韓国へ戻ることになりますが、不運にも交通事故に遭い、記憶を失ってしまいます。お金も身分も分からないままソウルの街をさまようルイ。
そんな彼の前に現れたのが、山奥の村から兄を探しに出てきたボクシルでした。正反対の環境で育った二人が出会い、ひとつ屋根の下で奇妙な共同生活を始めることに…。

[このブログでは、U-NEXTの作品情報を参考にあらすじをわかりやすく再構成しています。]

キャスト

ルイ(カン・ジソン)役

ルイ(カン・ジソン)役の役柄
裕福な財閥の孫としてフランスで育ったルイは、贅沢な暮らしの中で「ショッピング王」と呼ばれるほどの審美眼を磨きます。しかし、帰国早々に記憶喪失となり、全てを失ってしまう展開から物語は動き出します。
ソ・イングクの魅力は、“無垢さ”と“可愛さ”の絶妙なバランスにあります。大人の男性でありながら、子どものように純粋で素直な表情を見せる彼の演技は、見ているだけで癒されるほど。ちょっとした仕草やリアクションの一つひとつに、ルイという人物の「守ってあげたくなる魅力」がにじみ出ていて、ソ・イングクでなければ成立しないキャラクターだと感じました。
キャスト名 ソ・イングク
이름 서인국
Name SEO IN GUK
生年月日 1987年10月23日
血液型 B型
身長 180㎝
Instagram seo_cccc
代表作品 元カレは天才詐欺師 ~38師機動隊~
彼女はキレイだった
ああ、私の幽霊さま
君を憶えてる
王の顔

コ・ボクシル役

コ・ボクシル役の役柄
田舎で自然とともに育った素朴な女性ボクシル。家出した弟を探すためにソウルに出てきた彼女は、ひょんなことからルイと出会い、共同生活を送ることに。 ナム・ジヒョンが演じるボクシルは、芯が強くて、どこかお母さんのような包容力があって、それでいて天然っぽい愛らしさもあって。お金も社会的地位もないけれど、人としてのあたたかさを自然体で表現する演技が本当に魅力的でした。どこにでもいそうで、でも実際にはなかなかいない。そんな「隣にいてほしいタイプのヒロイン」を丁寧に演じきっていました。
キャスト名 ナム・ジヒョン
이름 남지현
Name Nam Ji-hyun
生年月日 1995年9月17日
血液型 B型
身長 163㎝
Instagram hyuniiiiiii_95917
代表作品 家族なのにどうして
エンジェルアイズ
あなたなしでは生きられない
ジャイアント
エデンの東

チャ・ジュンウォン役

チャ・ジュンウォン役の役柄
大企業「ゴールドライン」の本部長。冷静で優秀でありながら、実は恋に不器用な一面を持ち、ボクシルに対しては真剣すぎるくらい一直線です。
ユン・サンヒョンの演じる本部長は、かなりの存在感があります。ボクシルの為に一生懸命になり、空回りしてしまうところや、感情が顔に出やすいところなど、コミカルな描写が満載。それでも決して“お笑い要員”にはならず、ドラマ全体の温度感を絶妙に保ってくれていました。
キャスト名 ユン・サンヒョン
이름 윤상현
Name Yoon Sang-Hyun
生年月日 1973年9月21日
血液型 B型
身長 181㎝
Instagram yoonsanghyun0921
代表作品 完璧な家族
18アゲイン
完璧な妻
僕は彼女に絶対服従~カッとナム・ジョンギ~
カプトンイ 真実を追う者たち

ペク・マリ役

ペク・マリ役の役柄
ゴールドラインの商品企画室長で、ルイの幼なじみでもあるマリ。仕事もできて美人、いわゆる完璧なキャリアウーマンですが、実はルイへの想いをずっと胸に秘めている切ない女性でもあります。
イム・セミの演技は、一見冷たく見えるマリの内面にある“揺れる感情”を繊細に表現していて、ただの恋敵キャラには見えませんでした。嫉妬や未練、プライドなど、現実でもよくある複雑な感情をリアルに演じてくれていて、個人的には彼女の目線で見るとまた違ったドラマの見え方があるなと思いました。
キャスト名 イム・セミ
이름 임세미
Name Lim Se Mi
生年月日 1987年5月29日
血液型 B型
身長 167㎝
Instagram susemee
代表作品 あいつは黒炎竜
旋風
ワンダフルワールド
最悪の悪
放課後戦争活動

ドラマからピックアップ!今日の韓国語

見て、言って、覚えて、韓国ドラマがもっと楽しくなるプチコーナー。
「この単語、ドラマや映画で聞いた!」をどんどん増やしていきましょう♪

💡 今回の韓国語はこれ 💡
쇼핑
[読み] ショピン
[意味] 買い物、ショッピング

視聴レビュー

ネタバレなし感想

『ショッピング王ルイ』、見終わってすごくあたたかい気持ちになれるドラマでした。まず最初に言いたいのは、ソ・イングクがもう本当に子犬みたいで可愛すぎる…!私はもともとソ・イングクが好きなんですが、今回のルイ役で、もう完全に沼の底までハマりました(笑)。記憶をなくして無防備な状態の彼が、ちょっとずついろんなことを吸収していく姿とか、ボクシルに甘えるところとか、とにかく全部がキュートで、母性本能くすぐられまくりです。

実は、最初の数話はちょっと苦手かも…?って思いながら見てたんですよ。テンポもゆっくりだし、ちょっと時代を感じる演出とかもあって。しかし、不思議と途中から気づいたらすっかりハマってました。ルイとボクシルがとにかく素直でかわいくて、見てるうちにこの二人をもっと見ていたいって気持ちになってきて。恋愛ドラマなのに、変な駆け引きとかドロドロ感がなくて、安心して見られるのがいいんですよね。

それに、脇役たちもいい味出してるんです。特にゴールドラインの本部長(笑)。最初はちょっとクセが強いなって思ったけど、だんだん気になり始めて、毎回出てくるたびに笑わせてもらいました。全体的にコメディ要素が多めだから、重くならずに見続けられるのもこのドラマの魅力だと思います。

そして、終盤になって明かされるちょっとした伏線というか、えっ、そういうことだったの!?っていう繋がりがまた良くて。詳しくは言えないけど、あのラストのほっこり感、たまらなかったです。ラブコメって気楽に見られるけど、この作品はただの軽い恋愛ドラマじゃなくて、ちゃんと心に残る優しさがあるというか…見終わったあとにいいドラマだったなぁって自然に思えました。
癒されたいとき、ちょっと笑いたいとき、何か優しい気持ちになりたいときに、ぴったりのドラマだと思います。

🚧 ⚠️ 注意 ⚠️ 🚧
ここから先はネタバレを含みます。
未視聴の方はご注意ください。

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ネタバレ感想

韓国ドラマ『ショッピング王ルイ』は、記憶喪失の御曹司と田舎育ちのヒロインが繰り広げる、ピュアで心温まるラブコメディ。笑いあり、涙ありのストーリーと魅力的なキャラクターたちが、多くの視聴者の心を掴みました。本作の見どころを5つの視点から徹底レビューします!

1.ルイの可愛さが炸裂!ソ・イングクの魅力にメロメロ

『ショッピング王ルイ』を観ていてまず心を奪われたのは、なんといってもルイの圧倒的な可愛さでした。記憶喪失によってまるで子犬のような無垢さをまとうルイは、最初から最後まで視聴者の心をつかんで離しません。ソ・イングクが演じるこのルイというキャラクター、本当に魅力的で、目の動き一つ声のトーン一つにも愛嬌が詰まっているんです。私は何度も「可愛い〜!」と声に出してしまいました(笑)。

特に印象的だったのは、ボクシルに甘えて「ボクシル〜!」と呼ぶあの無邪気な声と表情。自分の感情を隠すことなくストレートに表現するその姿は、大人なのに子どもみたいで、そのギャップがまたたまらなく愛おしい。世間知らずな言動にも嫌味がなく、むしろ一つ一つが新鮮でピュア。彼が社会の常識や人との関わり方を学びながら成長していく姿を見ていると、まるで小さな子が一歩一歩歩けるようになるのを見守る親のような気持ちになります。

ソ・イングクの演技がまた素晴らしくて、ルイの感情の揺れや内面の変化をとても繊細に、かつ自然に表現してくれています。泣くシーンでも怒るシーンでも、どれも演技っぽさがなく、リアルで心に刺さるんです。だからこそ、ルイというキャラクターが実在しているかのように感じられて、こんなに愛されキャラな主人公って、他にいたかな?と思うほどでした。

『ショッピング王ルイ』はコメディ要素も多いドラマですが、そんな中でルイの無垢な魅力がどれだけ作品全体を癒しで包み込んでいるか、観ていると自然と実感できるはず。ソ・イングクの代表作としても納得の一本で、彼の演技力とキャラクターの魅力が完璧にマッチしていたと思います。

2.ボクシルとのピュアな恋愛にキュン!心が洗われるようなラブストーリー

『ショッピング王ルイ』の魅力の一つとして絶対に外せないのが、ボクシルとルイのピュアすぎる恋愛模様です。派手な恋の駆け引きや劇的な展開は少なめなのに、ふたりのやりとりには毎回ほっこりさせられて、こんな恋愛がしたいと思わずにはいられませんでした。

ボクシルは素朴で優しい女性。お金や見た目にとらわれず、目の前の人をそのまま受け入れようとする芯の強さがあって、そんな彼女がルイに向けるまなざしには、愛情だけじゃなくて、どこか母性的な優しさも感じられるんです。そして、そんなボクシルに甘えるルイの姿がまた自然で微笑ましい。二人の関係性って、恋人というよりまず人と人としての深い信頼関係があって、そこから少しずつ愛に変わっていくような流れがすごく丁寧に描かれているなと思いました。

ふたりの関係で特に心に残ったのは、立場や境遇の違いを超えて、お互いを思いやる姿勢が一貫していたこと。ルイは自分の記憶がない中で、ボクシルという存在に心から助けられて、彼女の言葉や行動ひとつひとつが生きる支えになっていく。そしてボクシルもまた、ルイと関わることで少しずつ心を開いて、前向きになっていく。ふたりが影響し合って、成長していく過程を見ているだけで、自然と涙腺が緩んでしまいました。

また、恋愛表現も過剰ではなくて、ちょっとした手をつなぐ仕草や、不器用だけどまっすぐな言葉のやり取りが本当に胸キュンなんです。感情をストレートにぶつけ合うのではなく、相手を大切に思うからこそ、慎重に距離を縮めていくその様子が、逆にリアルで、見ていてすごく感情移入できました。

ボクシルとルイの恋愛は、まさに心が洗われるような純愛。どこか懐かしさを感じるような、優しくて温かい関係性に、何度も胸がじんわりしました。

3.ユーモア溢れる脇役たちが最高!特に本部長がクセになる

主役のふたりがとても魅力的ですが、それをさらに引き立ててくれるのが、なんといっても個性豊かな脇役たちの存在でした。中でも私が特にハマったのは、ゴールドライン本部長を演じたユン・サンヒョン。本当に面白くて、出てくるたびに笑わせてくれました

本部長のボクシルへの恋心があまりにも一途すぎて、それがもう可愛く見えてくるんです。最初は「ちょっとくどいかも…?」なんて思っていたのに、気づけばその必死すぎるアプローチと、ちょっとズレたリアクションにどんどんハマっていきました。もう完全に愛され三枚目ポジションで、彼がいることで物語に軽やかさとユーモアが加わって、観ていて飽きる暇がないんですよね。

そして忘れちゃいけないのが、本部長の独特すぎるファッションセンス(笑)。派手すぎるスーツや、妙にキメ顔での登場など、ツッコミどころ満載なのに、本人はいつも真剣だから余計に面白い。あのちょっとズレたイケオジ感がクセになるんです。特にボクシルとのやり取りでは、空回りしてばかりなんですが、それでも諦めずにアピールする姿に、最後はなんだか応援したくなってしまいました。

彼以外にも、ルイを支える優しい秘書もユーモアと人間味にあふれていて、全体を通して心地よい空気が流れていました。私にとっては、本部長の存在がこのドラマの癒しでもあり、笑いの要でもありました。

4.心があたたまる伏線回収!運命が繋いだふたりの物語

ドラマの終盤、ルイとボクシルの間に意外な繋がりがあったとわかった瞬間、「うわ、そういうことだったのか…!」と鳥肌が立つような感動が押し寄せました。物語の中でさりげなく散りばめられていた伏線が、最終話に向かって一つずつ丁寧に回収されていく流れは本当に見事で、ちゃんと心に残る物語として胸に刻まれました。

特に印象に残っているのが、ふたりが子どもの頃に一度出会っていたという設定。偶然じゃなくて、最初からどこかで繋がっていたという事実が明かされたとき、「運命ってこういうことなんだな」と素直に感じました。これまでのふたりのやり取りが、ただの今の関係性だけじゃなく、もっと深いところで結ばれていたと思えるようになって、一気に物語に奥行きが出たように思います。

こういった伏線回収って、やり方次第ではわざとらしくなってしまいがちですが、『ショッピング王ルイ』はそのさじ加減が本当に絶妙。無理なく自然に、「あぁ、なるほど」と思える形で回収されていくから、観ていてストレスがまったくないんです。むしろ、見返したくなるくらい。最初の方の何気ないシーンが、後から意味を持ってくることに気づくと、また最初から観たい!という気持ちになります。

エンディングも、笑いと感動がバランスよく織り交ぜられていて、後味がとても良かったです。ただの恋愛ドラマではなく、ふたりの成長と、運命に導かれた再会と、人生の温かさを描いた物語として、じんわりと心に残る作品になりました。視聴後には、きっと誰もが観てよかったと思えるはず。私も、終わったあとにすぐもう一度観たくなるほど、余韻に浸ってしまいました。

5.『ショッピング王ルイ』が他のラブコメと違う理由

✔ ピュアな恋愛 → 駆け引きなし!純粋な二人の愛が微笑ましい
✔ ソ・イングクの名演技 → 子犬のようなルイに癒されること間違いなし
✔ 個性的なキャラクター → 本部長をはじめ、脇役たちの存在感も◎
✔ 伏線回収の美しさ → ただのラブコメではなく、心に残るストーリー
✔ 笑いと感動のバランス → コメディ要素が強めながら、感動シーンも多い

『ショッピング王ルイ』は、笑って泣けて、心が温まる唯一無二のラブコメディ。ルイの可愛さとボクシルの素直さに癒されたい方は、ぜひ一度視聴してみてください!

💡『ショッピング王ルイ』を観るなら?

現在、以下の配信サービスで視聴可能です。
✅ U-NEXT(※配信状況は変更になる可能性があります)

キーワード🔑

韓国ドラマ『ショッピング王ルイ』のキーワード
#子犬イングク #笑える #ほのぼの #ラブコメ

最後まで読んでいただきありがとうございました。
あきらのひとりごとでした。

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