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作品概要と基本情報
こんな人におすすめ!
✅法廷ドラマが好きな人✅シリアスとユーモアのバランスを楽しみたい人
✅離婚というテーマを深く描いた作品に興味がある人
✅スッキリする展開のある作品を探している人
ドラマの基本データ
離婚専門のベテラン弁護士と、情熱的な新人弁護士。価値観も人生経験も真逆なふたりが、同じ法律事務所で“最悪のパートナー”として出会います。重くなりがちなテーマを軽やかに、でも誠実に描くこのドラマ。見どころ満載の法廷ヒューマンドラマです!
作品情報 | |
タイトル | グッド・パートナー~離婚のお悩み解決します~ |
原題 | 굿파트너 |
英題 | Good Partner |
ジャンル | 法廷、オフィス、ヒューマン |
年 | 2024年 |
話数 | 全16話 |
脚本 | チェ・ユナ |
演出・監督 | キム・ガラム |
放送・配信について
韓国の放送・配信について | |
チャンネル | SBS TV |
配信サイト | Wavve、Netflix |
公開・配信日 | 2024年7月12日~ |
日本の放送・配信について | |
配信サイト | Lemino、prime video、FOD、Hulu 他 |
配信日 | 配信中 |
⚠️ 注意 ⚠️ 本作は韓国版 全16話、日本版 全22話・全32話と話数が異なります。 |
あらすじ
新人弁護士のハン・ユリ(ナム・ジヒョン)は、憧れだった大手のテジョン法律事務所に入所します。期待に胸をふくらませていた彼女でしたが、配属先はまさかの「離婚専門チーム」。関心のない分野にがっかりしながらも、「とりあえず経験を積もう」と前向きに仕事を始めます。 そんなユリの前に現れたのは、この事務所でもひときわ有名なスター弁護士チャ・ウンギョン(チャン・ナラ)。離婚訴訟の分野で圧倒的な勝率を誇り、冷静かつ的確な判断で依頼人から絶大な信頼を集めている人物です。 ところが、ウンギョンの仕事ぶりに触れるうちに、ユリは戸惑いを感じ始めます。依頼人の利益を最優先するウンギョンのやり方が、自分の価値観とはどうしても噛み合わないのです。理想と現実のギャップに悩み、やがてユリは「この仕事は自分に向いていないかもしれない」と退職を考えるまでに追い込まれてしまいます。 そんなある日、ユリは偶然、ウンギョンの夫の不倫現場を目撃してしまいます。それをきっかけに、まさかの展開が待っていました。世間の注目を集めるスター弁護士・チャ・ウンギョン自身が離婚を決意し、なんとユリがその代理人として選ばれることになるのです。 職場の上下関係、プロとしての葛藤、そしてプライベートにも深く関わることになるこの離婚訴訟。ユリの弁護士人生はここから大きく動き出していきます。 |
[このブログでは、Leminoの作品情報を参考にあらすじをわかりやすく再構成しています。] |
キャスト
チャ・ウンギョン役
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出典:
SBS公式サイト
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チャ・ウンギョン役の役柄 冷静さの奥に情熱を秘めた、離婚専門弁護士 離婚専門の敏腕弁護士チャ・ウンギョン。理屈と経験を軸に、感情を排して案件に挑む彼女の姿は、まさにプロフェッショナルそのものです。しかし、その一見クールな態度の裏には、依頼人への深い共感や人間らしい葛藤が隠れており、そのギャップに引き込まれました。 チャン・ナラの演技は淡々としているようでいて、一瞬の目線や表情の変化で感情の揺れを感じさせてくれます。言葉に頼らず伝える力に、改めて女優としての引き出しの多さを実感しました。 | |
キャスト名 | チャン・ナラ |
이름 | 장나라 |
Name | Jang Nara |
生年月日 | 1981年3月18日 |
血液型 | A型 |
身長 | 163㎝ |
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代表作品 | 私のハッピーエンド シークレットファミリー チアアップ テバク不動産 オー!マイベイビー ~私のトキメキ授かりロマンス~ |
ハン・ユリ役
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出典:
SBS公式サイト
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ハン・ユリ役の役柄 理想と現実の間で揺れる新人弁護士 大手法律事務所に入所したばかりの新人弁護士ハン・ユリ。正義感が強く、理想にまっすぐなユリは、現実の職場や先輩弁護士ウンギョンのやり方に戸惑いながらも、一歩ずつ自分なりの答えを見つけていきます。 ナム・ジヒョンは、そんなユリの「迷い」と「成長」をとても丁寧に表現していて、特に不安げな表情から自信を取り戻していく変化には自然と感情移入してしまいました。彼女の柔らかさと芯の強さが、ユリというキャラクターに温かみを与えています。 | |
キャスト名 | ナム・ジヒョン |
이름 | 남지현 |
Name | Nam Ji-hyun |
生年月日 | 1995年9月17日 |
血液型 | B型 |
身長 | 163㎝ |
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代表作品 | シスターズ 魔女食堂にいらっしゃい リセット~運命をさかのぼる1年~ 100日の郎君様 あやしいパートナー ~Destiny Lovers~ |
チョン・ウジン役
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出典:
SBS公式サイト
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チョン・ウジン役の役柄 静かな眼差しの奥に揺れる想いを抱えた弁護士 チャ・ウンギョンに長年想いを寄せながらも、静かに支える存在として描かれるチョン・ウジン。穏やかな表情と柔らかい口調が印象的な彼ですが、実は複雑な過去と立場を抱えた人物であり、その内面の揺らぎが物語に静かな深みを与えています。 キム・ジュンハンの演技は、声のトーンやわずかな間の取り方に感情を宿らせる“静の芝居”が秀逸で、セリフ以上の感情を伝える力があります。 表立った感情表現を抑えつつも、目線やしぐさで心の動きを伝える繊細な演技は見事で、彼のセリフひとつひとつが視聴者の胸に残ります。チャ・ウンギョンとの距離感や、父との確執など、簡単には語り切れない人間関係の中で揺れ動くウジンの姿に、「こんなふうに誰かを思い続けることがあるのかもしれない」と、思わず胸が締めつけられました。 | |
キャスト名 | キム・ジュンハン |
이름 | 김준한 |
Name | Kim Jun Han |
生年月日 | 1983年3月29日 |
血液型 | O型 |
身長 | 175㎝ |
junhan__kim | |
代表作品 | いつかは賢いレジデント生活 ニュートピア アンナ 賢い医師生活 ある春の夜に |
チョン・ウノ役
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出典:
SBS公式サイト
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チョン・ウノ役の役柄 明るさと誠実さで場を支える若手弁護士 事務所の若手弁護士チョン・ウジン。真面目で誠実、そしてどこか憎めない人柄が、重たくなりがちなドラマの中で絶妙なバランスを保ってくれています。ピョ・ジフンは、やや控えめながらも存在感のある演技で、場の空気を和らげながらも必要な場面ではしっかりと締めてくれます。演技の中に感じられる“素朴さ”や“人間味”が、キャラクターとしての魅力を底上げしていて、彼自身の今後の俳優としての期待が高まりました。 | |
キャスト名 | ピョ・ジフン |
他のメディアでは P.O、ピオ、ピョ・ジフン(ピオ)、ピョ・ジフン(Block B) と表記されることもあります。 | |
이름 | 표지훈 |
Name | Pyo Jihoon |
生年月日 | 1993年2月2日 |
血液型 | B型 |
身長 | 179㎝ |
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代表作品 | ユミの細胞たち2 マウス 2人の恋は場合の数 ホテルデルーナ ボーイフレンド |
ドラマからピックアップ!今日の韓国語
「この単語、ドラマや映画で聞いた!」をどんどん増やしていきましょう♪
[意味] 離婚
視聴レビュー
ネタバレなし感想
『グッド・パートナー~離婚のお悩み解決します~』を見始める前は、離婚専門の弁護士ドラマって、かなり重そう…と少し構えていました。でも、いざ見てみると、その印象は良い意味で裏切られます。まず驚かされたのが、主人公チャ・ウンギョン(チャン・ナラ)のキャラクター。冷静で切れ味鋭い判断力、どんな場面でもブレない姿勢に惚れ惚れします。彼女が抱える問題や感情が徐々に見えてくるのも、ドラマを見続けたくなる理由のひとつです。
そして、このドラマが秀逸なのは、毎回登場する依頼人たちのストーリー。それぞれが抱える事情は決して他人事に思えず、もし自分だったら…と考えさせられるリアルさがあります。とはいえ、決して暗くなりすぎないのがこの作品の魅力。法廷での駆け引きや、事務所内のちょっとした笑えるやりとりが、物語に軽やかさを加えてくれて、見ていてまったく疲れません。
離婚というテーマを、シリアスにだけでなく、時にはユーモラスに、でもきちんと向き合いながら描いているからこそ、感情の振れ幅が大きくて没入感があります。個人的には、ただ問題を解決するだけではなく、登場人物たちが自分自身を見つめ直す過程が描かれているところがとても印象的でした。重さと軽さのバランスが絶妙な、優しいけれど力強いドラマです。韓国でも高視聴率だったのも納得です!
ここから先はネタバレを含みます。
未視聴の方はご注意ください。
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ネタバレ感想
離婚の先にある未来を描く法廷ヒューマンドラマ。この作品は、冷静で経験豊富な弁護士と、情熱と理想に燃える新人弁護士という対照的な二人が、クライアントたちの複雑な事情に向き合いながら、少しずつ互いを理解していく過程を丁寧に描いています。法廷シーンだけでなく、心の機微や社会的なテーマも絡めることで、深みのある作品となっています。
1. チャ・ウンギョン|強くて優しい、等身大のプロフェッショナル
チャ・ウンギョンというキャラクターは、見た目のクールさや冷静な態度の奥に、深い人間味を感じさせてくれる存在です。ドラマの序盤、彼女が依頼人と向き合う姿は本当にかっこよくて、どこか憧れてしまうような雰囲気がありました。無駄のない言葉と的確な判断力で、感情的になりがちな場面でもブレずに対応していく姿には、まさにプロフェッショナルの風格がにじんでいます。
しかし、チャ・ウンギョンの魅力はそれだけではありません。彼女の強さは、ただ冷たく割り切っているからではなく、誰かの人生に関わる責任を真剣に受け止めているからこその強さなんですよね。依頼人の話をしっかりと聞き、その人のために何ができるかを真摯に考える姿勢に、じんわりと心を打たれました。
そして、そんな仕事モードの彼女とは対照的に、ときどきふと見せるやわらかな表情や、一人でいるときのちょっとした寂しげな横顔にも惹かれてしまいます。とくに夫婦関係で揺れるシーンでは、完璧そうに見える彼女にも迷いや痛みがあるんだなと感じられて、ぐっと距離が縮まるような気がしました。
演じているチャン・ナラの演技がまた絶妙で、強さと繊細さのバランスがとても自然。台詞ひとつひとつに説得力がありながら、決して押しつけがましくなくて、気づいたら彼女の心にそっと寄り添っているような感覚になります。
このドラマを通して描かれるのは、いわゆるバリキャリ女性のサクセスではなく、ひとりの女性が自分の信念を大切にしながら、時に孤独と向き合い、それでも前を向いて進んでいく姿。チャ・ウンギョンという人物の存在が、ドラマ全体に芯を通していて、私もがんばろうとそっと背中を押してくれるような、そんな力強さと温かさを感じさせてくれます。
2. 最悪から始まったのに、気づけば一番のバディに
チャ・ウンギョンとハン・ユリ、この2人の出会いはまさに最悪でした。仕事への向き合い方がまったく違っていて、最初は何かとぶつかってばかり。ベテランで冷静なウンギョンに対して、ユリは正義感と情熱が先に立ってしまうタイプ。お互いに「理解できない!」という感じで、職場の空気もピリピリしていて、見ていて「この2人、絶対にうまくいかないだろうな…」と思ってしまったほどです。
でも、このドラマの面白いところは、そんな最悪な関係が、少しずつ少しずつ変わっていくところなんです。一緒に離婚案件をこなしていく中で、ユリはウンギョンのクールだけど確実な対応力に感心しはじめ、ウンギョンもまた、ユリの真っ直ぐな気持ちや行動に心を動かされていきます。気づけばお互いの良いところを認め合い、自分にはなかった視点に学びはじめている。そんな2人の距離感の変化が、とても自然で丁寧に描かれていて、すごく心に残るんです。
なにより素敵だなと思ったのは、どちらかが無理に変わるわけではなくて、「相手を理解しよう」と少しずつ歩み寄っていくところ。ちょっとした言葉や表情のやり取りに、2人の心の動きがにじみ出ていて、何度も胸が温かくなりました。特に、ある出来事をきっかけに、ぐっと心の距離が縮まる場面は、思わず涙が出そうになったくらいです。
職場には他にもクセのある同僚たちが登場して、ふたりの関係に影響を与えていくのですが、それもまたリアル。味方になったり、時には対立したり、人との関わりの中での葛藤が、どこか私たちの日常にも重なるように感じられます。
最初は、このコンビ、大丈夫かな?と思っていたのに、気づけば「この2人だからこそ最高のチームになれる」と心から思わせてくれる。そんな関係性の変化が、このドラマの大きな魅力のひとつです。観ているうちに、どちらにも自然と肩入れしたくなってしまう、そんなバランス感が絶妙なんですよね。
3. 主役だけじゃない、全員に物語がある世界
このドラマの好きなところのひとつは、チャ・ウンギョンやハン・ユリといったメインキャラだけではなく、毎回登場する依頼人や事務所スタッフにもちゃんと物語があること。単なるゲスト扱いではなく、彼ら一人ひとりの背景や感情に丁寧に寄り添って描かれているからこそ、1話ごとのエピソードがとても濃くて、まるで上質な短編映画を観ているような感覚になるんです。
たとえば、長年連れ添ったけれど、価値観のズレで離婚に至った中年夫婦。別れを選ぶまでにどれだけ思い悩んできたのか、互いに言葉にできなかった後悔や感謝がにじみ出ていて、ラストのシーンには思わず涙がこぼれました。また、子どもの親権を巡って揺れ動く若いカップルのエピソードも印象的。大人として、親として、未熟な中でどう責任を取るのか——その葛藤に心を打たれました。
どの登場人物にも人生の一部を見せてくれるからこそ、この作品はただの法廷ドラマでは終わらない。観ている自分自身の人間関係や過去にも自然と想いを巡らせてしまい、「別れるって、終わりだけじゃないんだな」と感じさせてくれる余韻の深い作品になっていると思います。
4. 法廷の外にある、心のドラマを描く
最初に「離婚専門の法律事務所が舞台」と聞いたとき、ちょっと硬そうだな、重たそうかなと思い視聴するのを躊躇ったんです。でも、実際に観てみるとその印象はガラッと変わりました。確かに法廷や会議室といった空間がメインなのに、そこにはたしかに人の生活があり、家族の記憶があり、時には笑いまであるんですよね。
この設定が絶妙なのは、「家族の終わり」を扱いながらも、その先の人生に目を向けている点です。離婚は決して敗北ではなく、次のステップへ進むための選択だという視点が、全体を通して一貫しています。ただのドロドロ劇ではなく、当事者たちがどんな想いで決断し、どう新しい生活に向き合っていくのかに重点が置かれているのがとても良かったです。
また、法律事務所という舞台が、実は人間ドラマの宝庫だというのも発見でした。形式的な書類や冷静な議論の裏に、依頼人の感情が渦巻いていて、それを扱う弁護士たちにもまた、それぞれの事情や過去がある。その交錯がリアルで、画面の中で交わされる会話ひとつひとつに重みを感じました。
チャ・ウンギョンやハン・ユリが“感情に流されない”スタンスで依頼人に向き合いながらも、どこかで共鳴したり、ふと心を揺らす瞬間もあって、ただのプロフェッショナルではいられない人間臭さがにじみ出ているんですよね。法という枠組みの中にあっても、人の感情はそう簡単に割り切れない——そのリアリティがこのドラマの核になっているように思います。
今まであまり描かれてこなかった“離婚専門”という舞台が、ここまでドラマチックに、かつ誠実に描かれていることに驚きと感動を覚えました。重いテーマを扱いながらも、どこか温かい。観終わったあと、少しだけ人の痛みに敏感になれた気がします。
5. 『グッド・パートナー』が他の恋愛ドラマと違う理由
✔ 法廷ドラマにユーモアと人情味を加えた独自の演出
✔ 離婚という社会的テーマを誠実に描写
✔ キャラの内面に丁寧に寄り添った脚本
✔ 登場人物全員が「主人公」になれる構成
✔ 恋愛描写ではなく「人としての再出発」が軸に
本作は、恋愛ではなく“人生”を描いたヒューマンドラマです。観終わったあとには、誰かを責めるのではなく、理解しようとする気持ちが残ります。正反対のふたりのバディとしての成長も見どころ。法廷ドラマが苦手な方にもおすすめできる、やさしくて力強い作品です。
💡『グッド・パートナー』を観るなら?
現在、本作は以下の配信サービスで視聴可能です。
✅ Lemino、prime video、FOD、Hulu 他
(※配信状況は変更になる可能性があります)
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あきらのひとりごとでした。