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作品概要と基本情報
こんな人におすすめ!
✅アクション×コメディが好きな人✅バディもののドラマが好きな人
✅スピード感のあるストーリーを求める人
✅ハンガン(漢江)の風景を楽しみたい人
ドラマの基本データ
クォン・サンウ主演ということで、最初は渋めの刑事ドラマかと思っていたんですが、想像以上にテンポが良くて、コメディ要素もほどよく効いていてびっくり。しかもキャストのキャラ立ちがしっかりしていて、どの登場人物にも愛着が湧いてきます。そんな魅力が詰まった本作『ハンガン警察』について、詳しく紹介していきますね。
作品情報 | |
タイトル | ハンガン警察 |
原題 | 한강 |
英題 | Han River Police |
ジャンル | アクション、コメディ、犯罪、捜査、バディ |
年 | 2023年 |
話数 | 全6話 |
脚本 | キム・サンチョル |
演出・監督 | キム・サンチョル |
放送・配信について
韓国の放送・配信について | |
配信サイト | Disney+ |
公開・配信日 | 2023年9月13日~ |
日本の放送・配信について | |
配信サイト | Disney+ |
配信日 | 配信中 |
あらすじ
韓国のハンガンを守るために全力を尽くすハンガン警察チーム。 ハン・ドゥジン巡査部長は、深夜の救助活動を終えて署へ戻る途中、座礁したクルーズ船で怪しい動きをするゴウ・ギソクを見かけます。その不審な行動に何か裏があると感じたドゥジンは、独自に調査を始めることにしました。 調べていくうちに、ギソクやキョンイン・リバークルーズ社、さらにかつての盟友ペク・チョルまでもが関わる大きな犯罪の陰謀が浮かび上がってきます。事態は思っていたよりも複雑で、一筋縄ではいかないことがだんだん明らかになっていきます。 ドゥジンと彼のチームは、事件の全貌をつかみながら、ハンガンの安全を守るために奮闘。沿岸に暮らす人たちの生活が脅かされる前に、何としてもこの陰謀を食い止めようと立ち上がります。 緊迫した状況の中、チームの絆や個々のキャラクターの魅力も描かれていくので、単なる犯罪ドラマにとどまらず、登場人物たちの人間ドラマも楽しめる内容となっています。 |
[このブログでは、Disney+の作品情報を参考にあらすじをわかりやすく再構成しています。] |
キャスト
ハン・ドゥジン役
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ハン・ドゥジン役の役柄 ハン・ドゥジン役はハンガン警察の巡査部長で、短気で破天荒な性格が魅力です。とにかくルールとか常識をあまり気にしないところがあるんですが、そのぶん正義感は強くて、仲間思いな熱い男なんです。 クォン・サンウはそんなドゥジンを、真剣なシーンとコミカルなシーンのギャップを絶妙に演じ分けていて、彼の予測不能な行動がドラマのスリルと笑いを生んでいるのがすごく印象的でした。 | |
キャスト名 | クォン・サンウ |
이름 | 권상우 |
Name | Kwon Sang-Woo |
生年月日 | 1976年8月5日 |
血液型 | O型 |
身長 | 182㎝ |
なし | |
代表作品 | カーテンコール おっさんずX(危機) ~崖っぷち男の大逆転~ なぜオ・スジェなのか 熱血弁護士 パク・テヨン~飛べ、小川の竜~ 推理の女王2~恋の捜査線に進展アリ?!~ |
イ・チュンソク役
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イ・チュンソク役の役柄 冷静沈着なベテラン警部補で、チームのバランス役として欠かせない存在のイ・チュンソク。感情的になりがちなドゥジンを落ち着いて支え、頼りになる先輩の姿が魅力的でした。 キム・ヒウォンはその冷静な判断力と温かみを兼ね備えた演技で、ドラマに安心感をもたらしていて、彼の存在がチームを引き締めているのがよくわかりました。 | |
キャスト名 | キム・ヒウォン |
이름 | 김희원 |
Name | Kim Hie-won |
生年月日 | 1971年1月10日 |
血液型 | A型 |
身長 | 180㎝ |
なし | |
代表作品 | ムービング ヒップタッチの女王 ビッグイシュー ~正義か、悪か~ まぶしくて ―私たちの輝く時間― ミセン-未生- |
ゴウ・ギソク役
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ゴウ・ギソク役の役柄 ゴウ・ギソク役はクセの強いクズキャラで、キョンイン・リバークルーズ社の取締役という立場からドラマに独特の存在感を放っています。嫌われそうだけど憎めない、その独特の魅力がクセになります。 イ・サンイはコミカルな部分とシリアスな部分を巧みに使い分けていて、多面的なキャラクターをリアルに演じきっているのが素晴らしかったです。 | |
キャスト名 | イ・サンイ |
이름 | 이상이 |
Name | Lee Sang-Yi |
生年月日 | 1991年11月27日 |
血液型 | A型 |
身長 | 183㎝ |
leesangyi_ | |
代表作品 | マイ・デーモン ブラッドハウンド イルタ・スキャンダル 〜恋は特訓コースで〜 ユミの細胞たち 海街チャチャチャ |
ト・ナヒ役
ト・ナヒ役の役柄 ハンガン警察の女性巡査長で、冷静で頼れる存在のト・ナヒは、チームの精神的支柱として、女性らしい優しさと強さが同居したキャラクターになっています。 ペ・ダビンは繊細かつ力強い演技でナヒを演じていて、物語に柔らかさと芯の強さを添えているのが印象に残りました。 | |
キャスト名 | ペ・ダビン |
이름 | 배다빈 |
Name | Bae Dabin |
生年月日 | 1993年12月24日 |
血液型 | O型 |
身長 | 174㎝ |
b.dabinzzz | |
代表作品 | ヒョンジェは美しい~ボクが結婚する理由(わけ)~ 恋するアプリ Love Alarm シーズン2 2人の恋は場合の数 ブラームスは好きですか? アスダル年代記 |
キム・ジス役
キム・ジス役の役柄 キム・ジス役は新人警察官ながら、若さとフレッシュさでチームに新しい風を吹き込んでいます。まだ頼りなさもあるけど、その純粋さと意外な行動がドラマの良いアクセントになっていました。 シン・ヒョンスンは自然体でジスを演じていて、これからの成長が楽しみにな俳優さんだなと思いました。 | |
キャスト名 | シン・ヒョンスン |
이름 | 신현승 |
Name | Shin Hyeonseung |
生年月日 | 1998年7月15日 |
血液型 | AB型 |
身長 | 184㎝ |
lucky_hyeons | |
代表作品 | ジャガイモ研究所 損するのは嫌だから プレイ・プリ エージェントなお仕事 アダマス 失われたダイヤ |
警察署長役
警察署長役の役柄 警察署長役はチームのまとめ役であり、ナヒの父親でもあります。包容力があって温かみのある存在で、チームを優しく見守る役割を果たしています。 ソン・ドンイルは穏やかでしっかりとした演技で、物語全体に安心感をもたらしているのが印象的でした。 | |
キャスト名 | ソン・ドンイル |
이름 | 성동일 |
Name | Sung Dong-il |
生年月日 | 1964年4月27日 |
血液型 | A型 |
身長 | 177㎝ |
なし | |
代表作品 | カーテンコール おっさんずX(危機) ~崖っぷち男の大逆転~ あなたが願いを言えば ゴースト・ドクター 智異山 |
ドラマからピックアップ!今日の韓国語
「この単語、ドラマや映画で聞いた!」をどんどん増やしていきましょう♪
[意味] 密輸
視聴レビュー
ネタバレなし感想
全体を通してテンポの良さが際立っていて、スピード感ある展開に一気に引き込まれました。1話1話が短めなんですが、その分だらけることもなく、最初から最後まで飽きずに楽しめる構成になっていて、サクッと見たい時に本当にぴったりの作品です。
特に印象的だったのは、3人のチームワーク!最初はバラバラだったメンバーが、少しずつお互いを信頼し合っていく姿がなんとも微笑ましくて。キャラがしっかり立っているので、掛け合いも自然で見ていて心地良いんですよね。
クォン・サンウ演じる主人公のドゥジンは、完全に「型破り」な刑事なんですが、それがまたクセになる。行動もセリフも破天荒すぎて、「え、そこでそう動く!?」みたいな驚きが連続します。でも不思議と、それがハマっていて、むしろ彼がいなければこのドラマは成り立たないと思うくらいの存在感でした。
そして、個人的に強烈な印象を残したのがイ・サンイ演じるギソク。もう、クズキャラ全開!なのに、どこか憎めないんですよ。こういうキャラって演じ方によっては本当に嫌われちゃうんですけど、嫌味にならず、むしろ笑わせてくる絶妙なバランスがあって、演技力の高さを感じました。
アクションもしっかりしていて、戦闘シーンのクオリティも高め。かといってシリアス一辺倒じゃなく、コミカルなやり取りが良いアクセントになっていて、視聴中も何度かクスッと笑ってしまいました。このコメディ要素があることで、緊張感の中にも柔らかさが生まれて、すごくバランスがいいんです。
ただ、ひとつだけ欲を言えば、キャラクターそれぞれの背景がもう少し掘り下げられていたら、もっと感情移入できたかも…と思いました。
とはいえ、全体的にはとても満足度の高い作品でした。気軽に観られるのに、しっかりアクションもコメディも楽しめるって、なかなかありそうでないんですよ。「難しいこと考えずにとにかく楽しみたい!」って人に激推ししたいドラマです!
ここから先はネタバレを含みます。
未視聴の方はご注意ください。
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ネタバレ感想
韓国ドラマ『ハンガン警察』は、ただのアクションドラマではありません。全四話の短い構成の中で、コメディ要素や人間関係の深いドラマが演出されています。スピーディなテンポとコミカル要素を組み合わせた本作を、5つの視点からレビューします。
1.ドゥジンの魅力|破天荒だけど、なんだか憎めない!
クォン・サンウが演じるドゥジンは、登場した瞬間からインパクト大。「この人、本当に警察官!?」って思うほど、常識やルールなんてお構いなしに突っ走る姿に、最初は戸惑いもありました。でも、回を追うごとにその破天荒さが妙にクセになってきて、いつの間にか「またやってるよ、ドゥジン!」って笑いながら見守ってる自分がいたんです。
彼の行動は一見すると無計画で無謀。でもその奥には、強すぎるくらいの正義感と「誰かがやらなきゃ、俺がやる」という責任感が見え隠れしていて、そのギャップにやられました。自分の危険を顧みずに突き進むその姿に、熱くさせられる場面が何度もありました。
それに、クォン・サンウの持ち味とも言える“絶妙なユーモア”がまた良いんです。真剣なシーンの合間に、ちょっとした言動や表情でふっと笑わせてくれる。シリアスとコメディのバランス感覚が素晴らしくて、キャラクターの魅力をさらに引き立てているなと感じました。
正直、現実にこんな刑事がいたら心配になるレベルなんですが(笑)、それでもどこか放っておけない、人間味のあるキャラクターとして最後まで惹かれ続けました。破天荒だけど情に厚く、行動は極端だけど心は優しい。そんな“矛盾のかたまり”のようなドゥジンというキャラクターを、クォン・サンウが見事に演じ切っていて、個人的には本作最大の見どころだったと思っています。
2.チームのバランスが絶妙!三人のケミが光る
このドラマで特に気に入っているのが、ドゥジン、チュンソク、ジスの三人のチームワークです。それぞれ性格も立場もバラバラなんだけど、だからこそバランスが取れていて、見ていてすごく心地いいんですよね。
ドゥジンがとにかく自由人で、思い立ったら即行動型。一歩間違えばチームを崩壊させかねないようなタイプですが、そこを冷静沈着なチュンソク(キム・ヒウォン)がしっかりフォローしてくれる。チュンソクは経験豊富で判断力も抜群。まさに“頼れる先輩”という感じで、ドゥジンの暴走を止めつつ、要所要所で的確な指示を出していく姿には安心感があります。彼がいることで、チーム全体がグッと引き締まっている印象です。
一方、後輩のジス(シン・ヒョンスン)はちょっと頼りなさそうに見えて、実は意外とやる時はやるタイプ。ちょっと抜けた感じのキャラクターが逆に新鮮で、時々見せる予想外のひらめきや行動に「おっ、ジスやるじゃん!」と声を上げたくなることも。そんなジスの存在が、チームに柔らかさや若さを与えてくれている気がします。
三人のテンポ感の良いやりとりや、思わずクスッと笑ってしまう掛け合いは、ドラマの雰囲気を明るくしてくれていて、単なる刑事ドラマではなく“コメディ要素のあるヒューマンドラマ”としての魅力をしっかりと支えています。バラバラなようでいて、いざという時にはしっかり団結する彼らの関係性がとてもリアルで、観ていて応援したくなるような、そんな温かさがありました。
3.シリアス一辺倒じゃない!心が軽くなるコミカル展開
このドラマ、シリアスな刑事モノだと思って観始めたら、良い意味で裏切られました。ドゥジン(クォン・サンウ)の破天荒すぎる行動に、思わず吹き出してしまうシーンが盛りだくさん。彼自身は大真面目にやっているのに、周囲から見たら完全に“やらかしてる”っていう、そのギャップが絶妙なんですよね。
特に印象に残ったのが、ドゥジンの言動に対するチュンソクやジスのリアクション。「また始まったよ…」みたいな顔をしてるけど、結局はちゃんと付き合ってあげてる感じがなんとも言えず微笑ましくて(笑)。登場人物たちの関係性が築かれていく中で、ツッコミとボケの構図が自然に生まれているのが面白いんです。
アクションやシリアスな場面が続いた後に、ふっと挟まれるコミカルなやりとりが心地よくて、視聴者の緊張感を絶妙に緩和してくれる。それがあるからこそメリハリがついていて、どんどん次のエピソードが観たくなる。コミディ要素が単なるおまけじゃなくて、ちゃんとドラマ全体のバランスをとる役割を果たしているところが、この作品の強みだと思います。
そして、ドゥジンだけでなく、ジスの天然っぽさや、チュンソクの表情ひとつで語る静かな面白さもじわじわ効いてきます。全体的にテンポも良いので、コメディとしての質もかなり高め。ちょっと笑いたい時、気持ちを軽くしたい時にぴったりのドラマです。
真面目な事件を扱っているはずなのに、どこか肩の力が抜ける感じ。それって結構難しいことだと思うんですが、それを成立させているキャスト陣の演技力と演出のセンスに拍手を送りたいです。
4.イ・サンイの魅力|あれはもう…やばすぎる💕
イ・サンイが演じるゴウ・ギソク、登場した瞬間からただならぬ雰囲気。最初は「え、この人なんかやばそう…」って思ったけど、それが正解でした(笑)。とにかくクセがすごい。どこまでも“クズ感”満載な役なんだけど、それをここまで自然に、かつ嫌味にならない絶妙なバランスで演じられるって、相当な演技力がないとできないと思います。
ギソクって、ただの悪役ではなくて、どこか人間臭い部分も垣間見えるキャラクターなんですよね。だからこそ、完全に憎みきれないし、むしろ「なにこの人、めっちゃ面白い」ってなる瞬間もある。突然始まるロマンス展開なんて、もう笑うしかないし、「その流れでそうなる!?」ってツッコミ入れたくなるような場面も多々ありました。でも、そういう予測不能なところが彼の魅力なんだと思います。
そして忘れちゃいけないのが、筋肉美。あれはもうファンサービスとしか言えない。絶対に“狙ってる”としか思えない見せ方で、ファンとしては「ありがとう!」と素直に言いたい(笑)。それくらい、しっかり目を奪われました。
でも最終話では一転、ギソクの中にある複雑な感情が爆発するようなシーンがあり、その時のイ・サンイの演技は本当に鳥肌ものでした。叔父とのやりとりの中で見せたあの表情、あの沈黙に込められた想い…正直、涙腺やられました。ふざけた面から一気に空気を変える演技力、すごすぎます。
最後にグッと心を掴んでくる。そんなイ・サンイの底知れなさに、完全にやられました。彼のファンじゃなかった人も、この作品で一気に引き込まれるんじゃないかなと思います。個人的には「これぞ俳優魂!」って感じで、改めて彼のことが大好きになりました。
5.ハンガン警察は他のアクションドラマと違うのか|気軽に観れるアクション
✔ アクションとコメディの組み合わせ
✔ 日常と非日常が組み合わさった存在感
✔ 短いので最後まで集中が切れない
✔ 笑いながらストレス解消に一直線
こうして振り返ってみると、『ハンガン警察』は、重くなりがちなアクションジャンルの中でも、笑いながら気軽に楽しめるという点でかなり貴重な存在だなと感じました。登場人物たちのキャラの立ち方やテンポの良いストーリー展開のおかげで、アクションなのに疲れないし、むしろ観終わったあとにちょっと気持ちが軽くなってる感じがするんですよね。アクション好きはもちろん、普段こういうジャンルをあまり観ない人にも手に取りやすい作品だと思います。
💡『ハンガン警察』を観るなら?
現在、本作は以下の配信サービスで視聴可能です。
✅ Disney+(※配信状況は変更になる可能性があります)
キーワード🔑
#漢江 #水上警察 #アクションコメディ #仲間
あきらのひとりごとでした。